北杜満喫〜小池英幸のエンピツ〜

八ヶ岳南麓・山梨県北杜市の衣料とギフトの店・アカシヤの代表小池英幸が
地域の出来事やお店の情報、思ったコト、伝えたいコトを綴っていきます
平成17(2005)年3月に『北杜発!ひでちゃんのエンピツ』としてスタート
平成29(2017)年新春にタイトルを『北杜満喫〜小池英幸のエンピツ』に変更
令和元(2019)年10月22日、アカシヤBLOG『あなたの着たいに応えたい』を統合して、
『北杜満喫〜AKASHIYA BLOG〜』に‥
令和3(2021)年8月29日、タイトルを『北杜満喫〜小池英幸のエンピツ』に戻し、
個人ブログとして再構成しました。
この街が好きだから‥でも、チカラを入れずに自然体で。。。
編集責任者/小池英幸(有限会社アカシヤ)

山梨県北杜市の有限会社アカシヤです。代表の小池英幸が地域のこと、お店のこと‥その都度コラムにまとめて綴っていきます。

カテゴリ: 気ままコラム

「最強寒波」なんて新しい言葉が報道を賑わせています。
今週末には節分、立春と暦の上では春ももうそこまで来ていますが・・
実際には月が替わった今日も雪予報が出ています。

優々言々
◆平成30年がスタートしてから1ヶ月。手書きの伝票を使っていますが、いまだ平成の横についつい「2」と書いてハッとします。それにしても最強といわれる寒波には参りました。マイナス二桁の気温に連日の真冬日。雪も降って、水道が凍り、伝票を書く手もかじかむばかりです。c_fl_win002
◆冷蔵庫ならぬ冷凍庫のように凍える寒さの中での明るい話題は、大相撲『竜電』の大活躍。新十両の場所での怪我から序の口まで陥落しての復活。新入幕、10勝、敢闘賞と快進撃でした。郷土力士といえば、突貫小僧の『富士桜』を思い出します。徹底した突き押し真っ向勝負のひた向きな姿は甲州人の誇りでした。竜電関も前向きな攻めの相撲で番付を駆け上がってほしいですね。
◆今月10日には『第12回長坂まちなか寄席』が開かれます。この落語会は長坂商店街から始まりました。当初は、「空席以外は満席ですね」なんて言葉にも苦笑いが出るほど集客に苦心しましたが、10周年には桂文枝師匠にご出演いただき、年々充実した落語会となっています。初回から座長を引き受けてくださっている桂三風師匠に感謝をこめて、改めて継続は力なり‥を実感します。
◆しばらく寒い日が続きそうですが、健康に留意して春を待ちましょう。今月はバレンタインデー・チョコプレゼント。お店からお客様へのささやかなひと口の贈り物です。(英)
【長坂YOU優カード会・H30.2.1号】

衰退、シャッター、もうダメ・・
全国のほとんどの「商店街」に貼られているレッテル。
正直、商店街の中も実際のとこ、アクセクしている。
でもね。
それぞれの商店がまだまだその役割を果たしていかなくちゃ。
そんなことを思う、今日この頃です。


優々言々
◆♪朝一番早いのはパン屋のおじさん、汗かいて赤い顔、白い粉こねる‥商店街を歌った童謡ですね。豆腐屋さん、牛乳屋さん、新聞屋さんと続いて、最後は寝坊のお兄ちゃん(笑)
image◆子供の頃、おつかいや学校帰りの道草でいろんなお店に行ったものです。肉屋さんではグラム売り、パン屋さんでは食パンにバターやジャムを塗ってくれました。自転車屋さんで空気入れを借りて、本屋さんで立ち読み‥お店ごとに雰囲気や匂いがあって、思い出の舞台でしたね。
◆商店街は取扱商品ごと「業種」のお店の集まりですが、商品にプラスアルファしたサービスや技術が、商店街ならでは空気感を作り上げるんですね。今はスーパーやホームセンター、コンビニなど販売方法で分類された「業態」での買い物が多くなっています。欲しい物、探し物の時に、とりあえず、この「業態」が頭に浮かぶことも少なくありません。でも、商店街にはまだまだ底力があります。頼りにされる「店づくり」は大切ですね。
◆甲府では旧町名の復活を‥という声もあるようです。古くは様々な商売や職人さんがお城を囲んでいました。鍛冶町、魚町、紙屋町、工(たくみ)町‥また昭和レトロへの回帰も‥これらの方策がすべて良しとは思いませんが、少なくとも地域のよりどころ、思い出の一端になれるような商店街の役割を果たしたいものです。(英)
【長坂YOU優カード会/平成29年10月1日発行】

気温だけは一人前の暑さが続いていますが、ギラギラした真夏の太陽に
お目にかかれませんね。厳しい暑さも酷なものですが・・夏は夏らしく、
そんなことを思う夏の曇り空の朝です。

優々言々
c_ev_jul012◆『地球温暖化』が叫ばれるきっかけになった京都議定書から20年。暮らしの中では、その影響をあまり実感していなかったかもしれません。「でも最近、何だかおかしい?」と気になり始めていませんか?
◆今年も、梅雨が感じられないほどのカラ梅雨、そして梅雨明け後、ぐずついた天気が続いています。大きな被害の集中豪雨や突然の雹(ひょう)、それに猛暑。観測史上初や100年に一度という報道が多いのも事実です。すべて地球温暖化のせいとは限りませんが、大きな要因の一つの温室効果ガスは人為的なもの‥一つしかない地球の大切さを見直したいものです。
◆日本には四季があって、歳時記や二十四節気など季節感を大切にしてきた文化があります。ご先祖様を祀る盆行事もそのひとつ。いろいろな習わしや言い伝えはありますが、今の自分の存在や生まれ育った地域のことを改めて思い返す時のような気がします。帰省された懐かしい顔に会えるのも楽しみですし、ふるさとの良さを再発見するのもいいものですね。
◆今年も長坂商店街では8月15日に『長坂BON盆祭り』を開催します。商店街の思い出づくり‥楽しい企画も目白押しです。中でも外せないのは盆踊り、みんなで輪になって、笑顔いっぱいでふるさとを満喫したいものですね。今年は新たに『盆ダンス』も始めます。お楽しみに(英)
【長坂YOU優カード会・H29.8.1発行】

今日から7月ですね。ここのところブログの更新をサボって、月に1回になっちゃっています。
月日の経つのは早いもので、今日から2017年も後半戦。笑点の小遊三師匠ばりに言えば・・
上半身が終わって、今日から下半身ってヤツですね(笑)
カラ梅雨だった今年、そんな話題を書いたつもりが、今日の天気は雨・・上手くいかないものです。

かえる優々言々
◆『梅雨いずこ、雨呼べ逆さテル坊主』梅雨入りしたとみられる‥と今年も自信なさげに発表されましたが、ホント大丈夫?と疑いたくなるようなカラ梅雨。この際、テルテル坊主を逆さまに吊るして雨乞いでも、と思うこの頃です。
◆さて今月3日にはJR小淵沢駅の環境に優しい最新設備の新駅舎が供用開始になります。わが長坂駅も来年開駅100周年を迎えます。特急通過や無人化と残念な話題ばかりですが、歴史を見れば、地域住民の要望で開かれた長坂駅。北杜市の交通の拠点、結節点として賑わいの中心地の役割を果たしていきたいものです。改めて知恵を搾って動き出す時だと実感します。
◆昨年から始まった『ながさかYOU優元気クラブ』も丸一年。月に2回程度のペースで開催しています。先月には「つまみんマッサージ」や「カラーセラピー」と女性には特に好評でした。参加には条件や年齢制限もなし、気軽に参加できます。特に働き盛りの年代(私もそうです)に運動不足やスポーツ離れが多いようです。体力チェックも毎回していますので、楽しみながら、みんなで健康づくりしてみませんか?
◆このコラムを書き始めて何年、何回になるのか勘定もしてみませんが「毎回、読んでるよ」「楽しみにしてるよ」と言われると嬉しいものです。というか、誰が書いているのかバレバレなんですね。まぁ引き続きヨロシクです。(英)
【長坂YOU優カード会・H29/7/1号】

長閑(のどか)な風景はいいものですね。
でも、自然界も人の手に寄って大きく影響することもあります。
なかなか難しい問題ですが・・
この影響を最小限にするのにまた人の手が必要になるんだと思います。

牛池20170521◆まわりの山々では木々の緑色が山肌を駆け上がっています。田んぼには苗が整然と並んで、爽やかな風や日暮れから聞こえるカエルの声も心地いいですね。いよいよ季節は初夏です。
◆この時期に、田んぼの土手や河原、そして道路脇でもコスモスに似た「濃い黄色の花」をよく見かけます。お天気のいい日にはその色がまぶしく感じられるほど、きれいな花ですが、『オオキンケイギク』といって、従来ある植物を駆逐する特定外来生物に指定されています。元々は土手の保全や観賞用に持ち込まれたようですが、その強い繁殖力に慌ててビックリといったところでしょうか。
◆また対照的に守るべきもの‥ホタル。特別なものではなかったはずですが、今では見たことがない子ども達も多いようです。環境の変化や開発や整備の裏側で厳しい生育を強いられている現状です。駆除すべきものも保護すべきものも元々は「人の手」が大きく影響しているような気がします。人間の生活と自然界の営みが何とか共存共栄できれば‥とは思いますが、これもまた難題です。
◆この長閑(のどか)な風景を守りつつ、長坂商店街もその役割を考えて進んでいかなくてはなりません。長閑(のどか)という言葉は、ふるさと長坂には縁の深い言葉。長閑(ちょうかん)と読みますが戦国時代のお話‥この話はまた次の機会に(英)
【長坂YOU優カード会/H29.6.1発行】

DSC_3378◆日本最古といわれる山高神代桜のエドヒガンの開花を皮切りに桜前線が北杜市を駆け上がりました。市内の桜の名所には、樹齢二千年は別格としても、百年クラスの古木も多く存在しています。私たちが多くの美しい桜を愛でることができるのも、先人が思いを込めて、植樹されたから‥今がある。将来に向けての行動は大切なことだと改めて考えさせられます。
◆『狭い日本そんなに急いでどこへ行く』という交通安全標語がありました。昨今の科学の発展に生活が追い付いていないような気がしています。改良や開発が進む自動車も、危険予防から高齢者に免許証の返納を呼びかけていますが、一方では免許どころか、ハンドルもブレーキもいらない自動車の誕生もそう遠くないところまできています。
◆時間短縮や利便性の追求に『ここまで』『充分』『完成』というラインはどこだろう?と考えてしまいます。文明は急速に進化していくけれど、文化は伴っているだろうか?古き伝統や慣習も引き継がれていますが、その『継承』は難しく、時に面倒なものです。止めてしまう方がた易いこともあります。
◆現在・過去・未来‥いずれも生活や暮らしが中心だと思います。『今ある』『今生きる』ということをあっという間につぼみから満開、そして散りゆく桜を眺めて改めて思う今日この頃です。長坂商店街も、そして私も先人に恥じぬようにふぁいと!(英)
【長坂YOU優カード・平成29年5月1日号】

『急がば回れ』ナンテ言葉があるけれど・・乗り遅れてしまわぬか?
待ち遠しかった桜もあっという間に新緑に‥もう少し愛でていたいと思っているうちに、
次の楽しみへと足早に駆けていく。少し急ぎ過ぎのような気がしないでもない。
今月の作文です。

優々言々
c_ev_apr001  『いい日旅立ち』 春は出会いと別れの季節ですね。慣れ親しんだ環境から新しい道を歩き出す時。進学や就職、進級や人事異動と学校や職場でも、期待と不安が入り混じるちょっと心境的には複雑な時期でもあります。とはいえ、「少しだけ期待を大きく」持っていたいものです。
 『贈る言葉』 恩師やお世話になった方に心に残る言葉をいただくと、そっと背中を押されたような励ましになるものですね。私は母校の校訓(建学の精神と言われていましたが)『報恩奉仕』という言葉をいつも心に止めています。いただいた恩に報いて奉仕する‥心の支えとして言葉にはチカラがあるものです。
 『春おぼろ』 北杜市では樹齢二千年と言われる山高神代桜のエドヒガンザクラを皮切りに桜の季節が始まります。空に向かって花開く梅と違って、桜はうつむき加減に花開くのが、控えめなひた向きさと共に、愛されるのかもしれません。長坂湖畔(牛池)では、今年も「長坂夜桜まつり」が開催されます。旨い地酒やにぎやかな催しも準備されますが、ライトアップされた湖畔に映る夜桜もなかなか乙なものですよ。
 『なごり雪』 三月末になっての雪にはビックリしました。桜の花の上に雪‥過去にはありました。世の中は自分が感じるよりも早く進んでいます。でも、「焦らず、慌てず、諦めず」この春、着実に新しい道を歩み始めて欲しいものですね。(英)
【長坂YOU優カード・平成29年4月1日号】

4月1日。眺める窓からは雪景色。これから2週間で、桜満開の春爛漫・・
となるでしょうか?今年も上手く桜は咲いてくれそうだ、と思い込んでいましたが
4月15日の『長坂夜桜まつり』を控えて、ホンの少しだけ心配になってきた新年度の始まりです。

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